【北海道旅行を深く楽しむ】北海道の運転事情とレンタカーの選び方

北海道の運転事情

北海道を周遊する際にレンタカーを利用する方は多いと思いますが、はじめて北海道を運転する前にぜひ知っておいて欲しい情報をまとめました。

北海道の道路は安全なの

かつては事故多発、今はかなり少なめ

かつての北海道では死亡事故が日本一となっていました。

スピードオーバーが事故の大きな原因でした。交通量も少なく、道も直線が多くついついスピードが出てしまいやすく、景色などキョロキョロ見ながらのよそ見運転も多かったようです。

今では、北海道県警の取り締まりと自動車産業の技術の向上で、北海道での事故は年々減少し、最近の統計では、都道府県の交通事故発生率は43位とかなり低くなってきました。

都道府県別の事故発生率ランキング
事故発生率ランキング 死亡事故ランキング
rank 都道府県 事故発生率 rank 都道府県 10万人当たりの死亡事故
1位 佐賀 1.32 1位 佐賀 6.7
2位 福岡 1.24 2位 福井 6.2
3位 静岡 1.17 3位 三重 6.1
4位 大阪 1.14 4位 鳥取 5.9
5位 香川 1.14 5位 山梨 5.8
6位 宮崎 1.04 6位 鹿児島 5.6
7位 兵庫 1 7位 高知 5.6
8位 群馬 0.92 8位 愛媛 5.4
9位 愛知 0.9 9位 香川 5.3
10位 東京 0.84 10位 栃木 5.2
11位 岡山 0.81 11位 岩手 5
12位 埼玉 0.76 12位 大分 4.8
13位 神奈川 0.76 13位 石川 4.8
14位 京都 0.76 14位 岡山 4.7
15位 奈良 0.7 15位 岐阜 4.6
16位 徳島 0.7 16位 茨城 4.5
17位 山形 0.69 17位 福島 4.5
18位 長崎 0.68 18位 新潟 4.5
19位 広島 0.66 19位 宮崎 4.4
20位 滋賀 0.65 20位 滋賀 4.4
21位 鹿児島 0.62 21位 熊本 4.2
22位 山梨 0.6 22位 徳島 4.1
23位 山口 0.58 23位 広島 4.1
24位 沖縄 0.58 24位 山口 4.1
25位 愛媛 0.57 25位 富山 4.1
26位 熊本 0.56 26位 青森 4.1
27位 大分 0.56 27位 和歌山 4
28位 千葉 0.55 28位 静岡 3.9
29位 和歌山 0.55 29位 山形 3.9
30位 宮城 0.54 30位 長野 3.9
31位 三重 0.54 31位 島根 3.7
32位 茨城 0.49 32位 宮城 3.6
33位 長野 0.49 33位 秋田 3.6
34位 富山 0.49 34位 長崎 3.5
35位 岐阜 0.49 35位 群馬 3.4
36位 高知 0.48 36位 兵庫 3.3
37位 福島 0.47 37位 奈良 3.3
38位 石川 0.45 38位 北海道 3.1
39位 青森 0.41 39位 福岡 2.9
40位 栃木 0.38 40位 千葉 2.9
41位 福井 0.37 41位 愛知 2.7
42位 新潟 0.34 42位 京都 2.6
43位 北海道 0.33 43位 沖縄 2.5
44位 島根 0.29 44位 埼玉 2.4
45位 秋田 0.28 45位 神奈川 2
46位 岩手 0.26 46位 大阪 1.6
47位 鳥取 0.25 47位 東京 1.3

出典:一般財団法人 自動車検査登録情報協会 自動車保有台数統計データ(平成26年)

北海道のランキングは、

事故発生率ランキング 43位
死亡事故ランキング  38位


北海道の道は比較的安全!

スピードオーバーを注意するために

交通事故ランキングでは比較的安全というデーターがありひと安心ですが、それでも事故がゼロというわけではありません。安全対策は忘れてはいけません。

中でもスピードの出しすぎが要注意です。

最近のレンタカーでは安全運転装置が付いていて車線をはみ出したり、追突しそうになると警報やブレーキをかけてくれます。自動車の安全技術のおかげで事故は減少しています。

さらに、スピードオーバーを防止するためには、ナビについているスピードオーバーのアラームを利用すると効果的です。制限速度を超えると音声が流れます。

レンタカーのナビに速度警報のアラーム機能が付いていない場合は、市販で携帯タイプのアラーム機能付き速度メーターも販売しています。ご心配な方はご一考ください。

新たな悩み、外国人観光客の事故が増加中

外国人観光客の事故が過去3年間で3倍に(沖縄の事例)


国土交通省「訪日外国人観光客レンタカー事故ピンポイント対策について」より

外国人観光客の増加とともに、レンタカーを借りてドライブ旅行をする外国人は5年間で4倍。事故発生件数は、もっともレンタカー利用が多い沖縄のデーターによると、3年間で3倍と急増中です。新千歳空港も年間で4万人を超える外国人レンタカー利用客がおります。

外国人の事故の原因

ご存じの通り、イギリス以外の多くの国は日本とは反対車線を通行します。ハンドルも反対についています。日本で左ハンドルの外国車に乗るとウインカーとワイパーを間違えて、左折時にワイパーが動き出して慌てたりしますが、さらに車線も反対とくると、なかなか混乱しちゃうのではないでしょうか。
さらに道路標識も世界共通ではありません。一例をあげると、一時停止の標識は世界的には「六角形」が主流のようですが、日本では「三角形」です。

レンタカー屋さんも、言葉の問題で諸注意を端折っちゃったり、格安レンタカーだと中古車が多いため最新の安全装置が付いていなかったりも原因として考えられます。

【外国人観光客が事故を起こす原因】

・車線が反対
・ハンドルが反対
・日本の道路標識を理解していない

 

事故防止にとれる防衛策としては、

国土交通省や各都道府県では標識の多言語化を図るなど改善策を講じていますが、まだまだ万全な整備には時間がかかりそうです。

自己防衛策としては、どの車が外国人ドライバーなのか判定できず、現実には難しいのですが、少しでも取れる対策をあげてみました。

【事故防止の自衛策】

・道路標識を過信しない(一時停止ではない車線走行中でも念のため交差点では減速または停止)
・逆走に注意(山道ではヘッドライト点灯させるなどかな)
・挙動不審、危険運転の車を見かけたら注意を促す(逆上されてのアオリ運転には注意しなくてはいけません、やや判断が難しいです)
・事故っちゃったら、すぐに警察、レンタカー屋さんへ連絡し、仲裁してもらう。

ちなみに、夏と冬では夏の方が事故は多いようです。

道民は雪道の怖さを知っていてスピードを抑えての安全運転ですし、冬は観光客も少なくなりますので。

冬の運転の諸注意

レンタカー選びでの注意ポイント

まずは、4WD(四輪駆動車)であるかどうか。
4WDだと雪道の発進時のスリップが軽減されます。

続いて、タイヤ。
11月以降の旅行では山沿いや峠道などでは雪道の可能性もありますのでスタットレスは必須です。
ただスタットレスと言っても、溝が摩耗してしまうと効き目が落ちますので、新しいスタットレスをはいているかがポイントです。

あとは、自動制御機能、アシスト機能であるABS(アンチブレーキングシステム)などの運転アシスト機能が充実した車両がより安心ですが、車種のランクを上げると一気に高額になるので、この辺りは予算に応じて。

長距離を走ると思いますので、軽自動車ではやや不安です。
とはいってもハイグレード車でなくても、1500ccのコンパクトカークラスであれば十分な走りをしてくれます。

最も怖いのはブラックアイスバーン

新雪が積もった道など怖そうですが、スタットレスをはいていればそれほど滑ることはありません。タイヤがしっかりと雪にグリップしてくれます。

怖いのはアイスバーンです。

雪道によっては圧雪している道路も多いのですが、前日に少し気温が上がり雪が解け、夜に気温が下がって溶けた雪が凍ります。木の陰になっている日陰のカーブ、橋の上、トンネルの入り口など特に注意が必要です。
いくらスタットレスや4WDでもアイスバーンにはお手上げなのです。

そして、もっとも怖いのがブラックアイスバーンです。

ブラックアイスバーンは雪がなくアサファルトの表面が濡れて凍っている状態です。雪道であれば減速走行しますが、ブラックアイスバーンは他の道は乾いていてスピードを出している時に、木陰のカーブや橋の上などで突然現れます。ブレーキが効きませんので、スピードが出てしまってのスピンなど発生すると大事故につながります。路面が少し黒っぽくなっているな、という場合は早めに十分な減速をしましょう。

「急」のつく運転をしない

急ブレーキ、急発進、急ハンドルなど「急」がつく運転は雪道では禁物です。
車間距離を十分とり、早め早めにゆっくりとブレーキ、発進はアクセルを踏まないで緩やかな発進を心がけましょう。

カーブではブレーキとアクセルは踏まない

カーブを曲がっている最中のアクセルやブレーキは非常に危険です。カーブに入る前に十分減速し、ハンドル操作だけで曲がり、直線にはいてからアクセルを踏むとカーブ走行が安定します。

エンジンブレーキを小まめに使用

下り坂でのカーブの手前など十分に減速できておらずフットブレーキを慌てて踏んでしまうとタイヤがロックして制御不能になってしまいます。ただ、高速でいきなりエンジンブレーキを使うと急ブレーキしたのと同じくなり危険です。高速から中速までの減速ではフットブレーキ、下り坂など低速度内ではエンジンブレーキと、二つのブレーキを使い分けましょう。

駐車時の注意

宿泊先での駐車場所は屋根などが付いていると心配ないのですが、屋外に駐車する場合にはいくつかの注意が必要です。

・ワイパーは立てておく
・サイドブレーキは引かない(朝、凍結してしまうこともあるので)
・翌朝、発進しやすい状態で駐車(前向きで発信できるよう、バックで駐車)
・雪かき、窓の氷をはがす備品のチェック(霜取りスクレーバーがおススメ)

 

まとめ

北海道でのドライブは素晴らしい体験となるでしょう。観光名所以外でも車窓から絶景や北海道ならではの広大な自然を楽しむことができます。

ただ、一度、事故などのトラブルを起こしてしまうと、折角の旅行が台無しになってしまいます。

くれぐれも安全運転を心がけ、早めの休憩、急がず無茶をしないを心がけ、北の大地の大自然を満喫することを祈っております。

 

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