世界6大猫スポットとは?
アメリカの大手メディアであるCNN.comが選定した世界の6地区の猫スポットを指します。
選定されたのは、
日本からは、宮城の田代島と福岡の相島(あいのしま)の2か所も選ばれています!!
相島へのアクセス
博多から車で30分ほどの新宮漁港からフェリーが出ています。新宮漁港には大きな駐車場もあるので車でのアクセスが便利です。
公共機関を利用の場合は、私鉄新宮駅、JR新宮中央駅、福工大前から新宮漁港まで連絡バス(マリンクス)がフェリーの時間に合わせて出ていますのでこちらを利用するとスムーズにアクセスができます。
新宮漁港からフェリー
新宮漁港から出航している町営渡線「しんぐう」での移動です
自動券売機で乗車券を購入。往復券が90円ほどお得です。
町営渡線「しんぐう」の時刻表
3月~10月、11月~2月までで時間が違っておりますのでご注意ください。
行きは新宮発、帰りが相島発の時刻となります。
町営渡船「しんぐう」の注意事項
土曜日・日曜日や休日の天候が良い日は乗客が多く、午前の新宮発、午後の相島発は、定員(150人)を超過するため、目的の便に乗船出来ないことも多く発生しているとのことです。
また、波が高い日は、結構、揺れます。
船酔いが心配な方は、船の中央列に乗車するようにしましょう。
窓際などは船が左右に揺れると1mぐらいの上下運動が延々と続くことになります。
相島の概要
相島は歴史がある島
相島はなんと古くは万葉集や続古今集にも歌われた歴史ある島です。
豊臣秀吉の朝鮮征伐の際には、旗下の武将たちが、海路名護屋城に向かう途中この島に立ち寄り、海岸の石を一個ずつ盛って千手観音像に勝利祈願したと伝えられています。
さらに、鎖国政策をとるなかで唯一国交を結んでいた朝鮮からの「朝鮮通信使」を相島で接待し、文化交流の舞台となった島でもあります。
島内には国指定史跡の「相島積石塚群」など貴重な遺跡や神社をはじめ、珍しい鼻栗瀬(通称めがね岩)や柱状節理の絶壁など大自然の造形美が見どころ。また、渡り鳥の中継地として、多数の野鳥が確認されており、バードウォッチングもおすすめ、とのことです。
釣り人にも人気
フェリーへの乗車客は「釣り派」と「猫派」に二分されます。
魚を狙う釣り人、釣り人が釣った魚を狙う猫、その光景をカメラで狙う猫好きカメラマン、といった構図がいたるところで見られます。
相島の猫ちゃんたち
観光化されていない素朴な猫とのふれあい
世界六大猫スポットの「台湾・侯硐」では、駅を降り立つと猫の駅長さんや猫カフェ、猫のパイナップルケーキのお土産やさんなど町自体が猫による観光で盛り上げていこう、という取り組みが伝わってきましたが、相島は町主導の猫による観光誘致はほとんどありません。
船着き場近くの町の案内場所にかろうじて招き猫が迎えてくれます。
あとは、気ままに猫ちゃんと触れ合ってね、という町的にはお任せモード的な感じです。
猫ちゃんたちは釣り人が好き
釣り人と一緒に竿の先に注目していますね
釣り人のお手並み拝見中。やはり腕の良い釣り人に猫ちゃんも集まるのでしょう。
釣り人がリリースするぐらいの小魚を釣った場合、猫ちゃんにあげることもあるみたいです。
茶色の猫が独り占め。
人懐っこい猫ちゃんたち
人間家族と猫家族の大集会みたいです。
子どもにも懐いています。かなりの人懐っこい猫ちゃんたちです。
全部で9匹!
なかなかこれだけの猫ちゃんたちに囲まれる機会は他ではありません。
相島のお食事や休憩
船着き場の近くに島の駅「あいのしま」があります。
こちらにお土産屋さん、食堂、カフェが入っております。
1階が丸山食堂、2階がしまカフェ。
丸山食堂のメニューはこちらです。
特に猫に関するメニューはなさそうです。
「ラブ💛コロッケ定食」(880円)を頂きました。
魚のすり身で作られたコロッケでとてもおいしかったです。
なぜ、ハート形?と疑問に思ったのですが、相島の島自体の形がハート型だからのようです。
あいの島の「あい」も関係しているかもしれません。
まとめ
相島の猫ちゃんたちはとても人懐っこく、のんびりと過ごしている印象です。
天候が良く、釣り人が多い日などは釣り人と猫ちゃんたちの絡みも見どころです。
観光に必要な時間は猫ちゃんがいる漁港付近の周回と食事やカフェを入れて2時間程度が目安かと思います。
今回は台湾に次いで世界六大猫スポットとしては2か所目の訪問となりましたが、次は宮城の田代島、そしてアメリカ、イタリア、トルコと全制覇を目指したいと思います。