災害時の猫の避難について

災害時の猫の非難について

地震に台風、集中豪雨や豪雪、火山の噴火や土砂崩れ、、、、。

私たちと猫ちゃんの生活も、いつ災害に見舞われれてもおかしくありません。

いざというときのために、ペットのための災害に対する予防や準備、避難時の留意ポイントをまとめました。

防災で心がけたいこと

大きな地震が来た時に、猫がどのような行動をとるかは予測がつきません。

じっと、立ち止まって周囲の異変を察知しようとする猫もいれば、部屋の片隅に逃げ込んでしまう猫もいるでしょう。

うまく丈夫な机の下などに逃げ込んでくれれば良いのですが、そこまで猫ちゃんを訓練することはできません。

防災で最も大切なことは、猫が逃げ込む可能性がある場所の安全の確保になります。

例えば、大型の液晶テレビや背の高いクローゼットなど、倒れやすい家具には転倒防止を施しておく、という事が重要になります。

落下物についても気を付ける必要があります。

猫が忍び込みそうな所にあるタンスやキャビネットの上に重いものを積んでおくと、落下して猫を直撃という事もあり得ます。

飼い主が留守の時も、地震対策を行っておくと安心です。

出来るだけ猫の安全性を守るという視点で一度家具の配置、転倒防止の設置、重いものは床に置くようにするなどの見直しをしてみましょう。

□家具やテレビは転倒防止
□落下の恐れがある場所に重いものは置かない
□留守中の地震時、猫ちゃんの安全に配慮

防災グッズの常備

なかなか猫の防災グッズを常備しておくのは難しいかもしれません。

ただし、震災後などで物流網や通信網が麻痺してしまうと、ネットや行きつけのペットショップでのエサや猫砂の購入は難しくなります。

災害時に備えて、一週間分ほどのエサや猫砂が常備されていると安心なのですが、この対策としては、「常備」ではなく、「早めの補充」することも一案です。

いつも切らしてしまうぎりぎりで買い足している方であれば、そのタイミングを少し早めて、残りが一週間分に減る前に、買い足すというサイクルにすればよいのです。

災害時、猫には大きなストレスがかかります。

エサやトイレはいつも慣れ親しんだものを提供してあげ、少しでもストレスを和らげてあげましょう。

□常に残り一週間分になったら補充
□いつも使っているエサ、猫砂でストレス低減

避難グッズの準備

避難命令の発令など、重大な災害に直面し猫と一緒に避難する際にはキャリーケースは必須となります。

多頭飼いの場合、頭数分の準備が必要です。

キャリーケースの中には避難所で必要となる猫用の毛布やタオル、おもちゃも入れておきましょう。

トイレや猫砂、エサや水用の容器も入れておくと万全ですが、そこまで準備できない場合には、「災害時の持ち出しリスト」とメモをキャリーケースに貼っておくと良いと思います。

避難時に慌ててしまい、避難グッズを忘れてしまうことの防止となります。

□キャリーケースは必須
□避難時の持ち物リストを貼っておく

災害時、避難時のガイドライン

東日本大震災の時には、ペットが一緒に避難できずに放置されてしまったり、一緒に避難しても避難所で多くのトラブルがありました。

一緒に避難できず、誰もいない家に放置されたペットの中には、迷子になってしまったり、食べ物が支給されずに命を落としてしまったペットが多数いました。

避難所では、鳴き声やにおいに対する苦情や、中にはアレルギーの問題なども起こりました。

これを受けて、環境省ではペットと一緒に避難する際のガイドラインを制定しました。

「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(環境省)

このガイドラインでは、ペットとの同行避難に関する準備や注意事項が細かく示されております。

東日本大震災の教訓などを生かし、家族の一員であるペットと一緒に避難することが前提となりつつあります。

避難時の、飼い主側の行うべき行動がわかりやすく記載されておりますので、ぜひ、一読をおススメ致します。

ガイドラインの注意事項を一部抜粋。

◎同行避難時する際の準備の例

・キャリーバックやケージに入れる
・キャリーバックなどの扉が開いて逃走しないようにガムテープなどで固定する
・ケージやキャリーバックに入れることを嫌がらないよう、日常から慣らしておく
・各種ワクチン接種を行う
・不妊・去勢手術を行う

タメになることがたくさん記載されていrます。

避難所での留意点

犬と違って猫は集団生活にはなじめません。

はじめての場所で、見知らぬ人が大勢いる環境下では、猫のストレスは非常に高まります。

避難生活が長引くと、ストレスから体調を壊し、病気になってしまう猫もいます。

避難所によっては獣医が見回りに来るなどのボランティア支援もありますので、異変があれば遠慮せずに見てもらいましょう。

避難所では、同じようにペットを連れて避難してきた方と近くにいるようにするとお互い助け合えます。

風通しがよく匂いがこもらないところ、出来るだけ人の出入りが少ない場所、避難所に裏口などあればその近くが良いかもしれません。

□避難所ではペットずれのグループの近くで協力体制
□風通しが良い場所(匂いのクレーム対策)
□人通りが少ない場所(猫のストレス低減)

地域の避難訓練の事例

環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」に紹介されていますが、仙台市では毎年6月12日に仙台市獣医師会とボランティアが協力し、ペットとの同行避難訓練が行われております。

ケガをしたペットへの救護所も設営する訓練も併せて実施されています。

昨年の仙台市の避難訓練には、昨年は、犬10頭、猫2頭が参加しました。

飼い主から離れて所定の場所につないで待機させたり、動物用のAED(自動体外式除細動器)の紹介もあったようです。



災害はいつ起こるか誰にもわかりません。

「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、猫と一緒に避難する場合には、どれだけ備えても憂いは消えそうにありません。

うまく、キャリーバックに入ってくれるか、避難所では興奮状態で危害を加えないか、夜通し鳴き続けないか、、、もう心配するときりがありません。

それでも、掛け替えのない尊い命です。

日頃の準備と対策、さらには自主的な避難訓練などを行うことが猫ちゃんを守ることになるのです。

 

 

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