猫と住める賃貸物件の探し方

「ネコノミクス」という造語が数年前から言われていますが、2017年には猫の数が犬の数を上回り、多方面で猫の経済効果が現れています。

猫と一緒に暮らしたい人も増え、ペットと同居が可能な賃貸物件のニーズは高まる一途です。

今回は、ペットとの同居が可能な賃貸物件の探し方、入居時や退去時の注意事項についてまとめてみました。

猫と住める賃貸物件の探し方

多くの賃貸物件の検索サイトでは「ペット可」というチェック欄を設け、簡単に検索ができるようになっています。

しかし、実際に条件を「ペット可」で絞り込むと、対象物件数が極端に少ないという検索サイトもあり、やや拍子抜けしてしまいます。

もし、ペット可の物件を中心に紹介しているサイトがあれば非常に便利ですよね。

ペット可の物件検索に特化したすすめサイトを3つご紹介します。

「猫物件」おススメの検索サイト

ペットアドパーク

全国のペット可の賃貸物件が検索できます。

登録物件数も多数ありますので、物件探しには大きな味方です。

サイトには「ドッグナビ」「わんことリゾート」「わんこレシピ」と、ペットと一緒に訪れるおススメスポットのナビゲーションや一緒に宿泊できるリゾート施設、レシピなども紹介されています。

ただ、猫派として残念なのは、全体的に犬派のサイトである点です、、、、

そこを割り切れば、非常に有益な賃貸情報が多いサイトです。

 

スマイリア

首都圏中心とエリアは限定されてしまいます。

特徴としては、検索条件に「猫可能」や「多頭数可能」など細かく設定されている点です。

検索中に、不動産へあれこれ問合せをする手間が省けます。

デザイナーズ型の物件、庭付きの物件など、細かい物件条件を具体的に絞って検索するにはとてもありがたいですね。

 

ねこべやcom

こちらもエリアは首都圏と限定です。

名前の通り「猫」に特化した賃貸検索サイトです。

面白いのが、「ねこべやリクエスト」という問合せフォームがあり、駅名や路線に加えて、猫ちゃんの頭数、詳細な施設の条件に合った物件を紹介してくれます。

猫ちゃんが喜ぶような棚が設置されていたり、小窓があったり、天井にのぼれたりと、猫が喜ぶ物件も見つかりやすいサイトです。

入居時の注意点

契約書の確認

ペット可能物件といっても、条件を厳しく設定しているケースがあります。

例えば、

・複数飼いはNG
・猫はNG

という条件の物件もあります。

いざ、入居しようとした時にトラブルにならないためにも、契約書の内容はしっかりと確認しましょう。

契約書を細部まで読むのは面倒だ、という方には、不動産の担当者へ「猫を二匹と住みたいのですが、条件やルールなどありますか?」と問合せしてみましょう。

不動産の担当者は契約書を把握していますので、条件に合うか、問題はないか確認できるはずです。

退去時の原状回復(部屋の修復)の条件

お金の問題となりますので、きっちりと確認しておく必要があります。

ペットはOKですが、退去時は入居時と同じ状態に戻してください!というのが基本です。

その際のリフォームの範囲と費用の目安などは確認しておきましょう。

<リフォームの範囲>

・壁紙
・カーペット
・ふすま、網戸

上記は交換すれば済みます。

減価償却、経年劣化という部分についても確認が必要です。

何年以上住めば、壁紙やカーペットの交換費用は半額にする、など取り決めがあると安心ですね。

敷金の使用用途も明確にしておきましょう。

ペット可の賃貸では敷金が多めに設定されているケースもあります。

その際に、敷金増額分は何に使う費用なのかを聞いておきましょう。

退去時のクリーニングとして充当分なのか、その場合の大家さんのクリーニング範囲はどこまでか。

退去時に法外な原状復帰工事の費用が掛からないために、しっかりと入居時に確認しておきましょう。

退去時のある程度のリフォーム費用を把握しておくと安心できますね。

壁や柱、床の事前対策

猫を飼う場合に、他のペットを飼うときよりも気にしなければならないのが、爪とぎになります。

保護シートやビニールでの防御対策、気に入った爪とぎを複数設置するなど、万全の爪とぎ対策は必須です。

退去時の注意点

退去時の原状回復(リフォーム)費用が最大の問題

ペット可能物件でも、退去時のリフォーム費用は入居者負担となります。

国土交通省が公表の、退去費用の「貸主(オーナー)」と「借主(入居者)」の負担割合をまとめた資料があります。「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(PDF)

(同ガイドラインの抜粋)

飼育ペットによる柱等のキズ・臭 い (考え方)特に、共同住宅における ペット飼育は未だ一般的 ではなく、ペットの躾や尿 の後始末などの問題でも あることから、ペットによ り柱、クロス等にキズが 付いたり臭いが付着している場合は賃借人負担と判断される場合が多いと考えられる。なお、賃貸物件でのペットの飼育が禁じられている場合は、用法違反にあたるものと考えられる。

と記載されています。

万が一、ペット不可の賃貸物件で大家さんに無断でペットを飼育するのは大きなリスクとなります。

臭い対策も重要

爪とぎなどの傷に加えて、「臭い」もケアしなくてはいけません。

オス猫がスプレーなどを部屋のあちこちにすると、スプレー自体の強烈なにおいが染みついて、壁紙やカーペットの交換だけでは済まない場合もあります。

「臭い」で最も注意しなければいけないのは、壁紙など表面的な交換だけではなく、その壁本体部分に臭いがしみ込んでしまった場合など、壁のボード交換するなど、工事が大規模になる恐れがあることです。

「臭い」対策は盲点になりがちですが念入りに行いましょう。

トイレの複数設置、万が一、スプレーや粗相などあればすぐに拭き取って消臭スプレー後処理を行う。加えて、おしっこの躾もしっかりとしつけてあげましょう。

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「ネコノミクス」と言われる造語ができるぐらい、猫を取り巻くビジネスの範囲とサービスの中身は進化し、ますます猫ちゃんとの共存がしやすい時代になってきています。

しかし、その一方で猫人口が増えることによる賃貸契約のトラブル、近隣住民とのトラブルなどの増加も考えられます。

トラブルが起こってしまってからだと手遅れになるケースも多く、心労やストレスの原因にもなりますので、

可能な限りに入居前の確認、準備を怠らないこと。

また、引っ越し時のご挨拶など、近隣住民との良好な関係を築くための配慮、さらにルールやマナーはしっかりと守るようにしましょう。

 

 

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